病児保育室とう太について
病児保育室とう太は2017年6月に野洲市で初めての病児保育室としてオープンしました。野洲市役所こども課のお力添えと、地域の皆様の温かいご支持のお陰で、オープン翌年より滋賀県内で最多の利用者数を誇る病児保育室に成長することができました。
病児保育室とう太では、医師・看護師・保育士がチームを組み、病気中や病気の回復期にあるお子さまの保育看護を行います。
病児保育室とう太のここが自慢!
滋賀県トップの利用者数
開院翌年の2018年度より利用者は1,000人を超え、現在年間1,500名近くのお子さまが利用されています。
インターネット予約ができる
事前の説明会参加はなくても利用当日に対応可能、スマホで申込ができます!多くの市町村では前日の診察が必須であったり、利用登録のために説明会に事前参加が必要でなかなか当日利用がしにくかったりします。困ったときにすぐに対応できるのがとう太の自慢です。
すぐそばにあるもうひとつの保育園
野洲市では年間延べ1,500人近くのお子さまが病児保育室とう太を利用されています。これは市内の未就学児童の約4割に当保育室の利用経験があるという試算になり、全国的に見てもかなり高い利用率です。野洲市の病児保育は断トツに身近な存在である証拠ではないかと考えています。
少人数で手厚い保育
病児保育は保育士1名に対して3名までと決められています。お互いの感染症がうつらないように配慮しますので、実際は保育士が専属でひとりのお子さまに付きっきりになることも珍しくありません。
こんな時は病児保育をご利用ください
「食欲・睡眠・機嫌」に80点以上つけられないときは体調不良のサインです。
発熱などのはっきりした症状がなくても登園登校せずに体を休めましょう。自宅での安静が難しいときは、病児保育室とう太をぜひご利用ください!
- 24時間以内に38度以上の発熱があった(例:昨日の夜は38度あったけど、今朝は36.8度になっている)
- 24時間以内に解熱剤を使用した
- 37.5度以上の発熱とともに元気がなく、機嫌が悪い
- 体温は37.1度で元気はなく、遊ぼうとしない
- 発熱がなくても、食欲がなく機嫌が悪い
- 24時間以内に2回以上の嘔吐や水様便がある
- 食事や水分を摂ると下痢をする(4回/日以上)
- 熱はないけれど、夜しばしば咳のために起きる
- 少し動いただけで咳がでる、呼吸が速い
ご利用案内
事業概要
- 専用の保育施設
-
病児保育室とう太〔うえだこどもクリニック(小児科医院)内〕
〒520-2331
野洲市小篠原869番地1
TEL:077-596-3751
- 利用日
- 月曜日~金曜日
※祝日・年末年始は休み
- 利用対象
- 生後6ヵ月~小学6年生
※市内在住または保護者が市内在勤の児童
- 定員
- 8名
- 利用時間
- 8:30〜17:30
※延長は19:00まで(木曜日は除く)
延長保育希望は要相談
ご利用料金
| 市内在住 |
生活保護世帯等 |
無料 |
| 非課税世帯 |
500円/回 |
| 上記以外の世帯 |
1,000円/回 |
| 市外在住 (市内在勤者のみ) |
2,000円/回 |
| 延長料金 (午後5時30分~) |
300円/15分 |
ご予約について
夜間や休日、利用当日の朝など医院が開いていない時間帯に予約を希望される方は下記から予約することが可能です。
当日、ご利用手続きにお時間を要することがありますので出来るだけ前日の受診と予約をお勧めします。
利用時には「利用申込書」を事前に記入して持参頂くことをお勧めします。
ご不明な点はうえだこどもクリニック、または野洲市役所こども課にお問い合わせ下さい。
ご予約可能時間帯: 前日 20:00~当日 8:00
ご利用の流れ
お子さまが発病(かかりつけ医受診)
ご利用の前日にかかりつけ医院もしくはうえだこどもクリニックを受診し、予約手続きを行って下さい。かかりつけ医院で「連絡票」を書いてもらい、当日に持参してください。
病児保育室とう太 利用予約
利用の前日に医院で予約、またはインターネットにて予約することが可能です。
利用・当日診察
ご利用されるお子さまを併設のクリニックで診察します。
※病状によっては利用できない場合があります。
※別に診察料が発生します
病児保育室とう太 入室
看護師、保育士がお子さま一人ひとりの状態に応じた看護・保育を実施いたします。
お迎え
午後5時30分までにお迎えをお願いします。
※延長の場合は、午後7時までにお迎えをお願いします。
1日の流れ
8:30〜 保育室入室
※診察の関係で入室時刻は前後する場合があります。
17:30 お迎え(退室)
※延長の場合は19:00
当日の持ち物(すべての持ち物に記名をお願いします)
- 児童票①、②(初回のみ)
- 同意書(初回のみ)
- 母子手帳(初回のみ)
- 利用申込書
- 連絡ノート
- マイナンバーカード(健康保険証)、市町村から発行される医療証(マルフク)
- 昼食
- 飲み物
- おやつ(午前・午後)
- 食器類(フォーク・おはしなど)
- 着替え一式(2〜3セット)
- ビニール袋(2〜3枚)
必要なお子さまのみ
- 食事用エプロン
- 手口拭き
- おしり拭き
- オムツ(7枚程度)
- ミルク・哺乳瓶
- コップまたはマグ
- 薬(お昼の分・解熱鎮痛剤等)
病児保育室の様子
病児保育室 〜とう太の由来〜
三上山のオオムカデ伝説
三上山の大百足伝説は、平安時代の武将・藤原秀郷(ふじわらのひでさと)こと俵藤太(たわらのとうた)にまつわる物語です。この伝説は、野洲市にある近江富士こと三上山を舞台に展開されます。
ある日、俵藤太が瀬田の唐橋を渡る際、大蛇が橋を塞いでいました。藤太は恐れることなく大蛇を踏み越えて進みました。その後、大蛇が龍神の化身であることが明かされ、龍神は藤太に助けを求めます。三上山を七巻半も巻きつくす巨大な百足(ムカデ)が龍神たちを苦しめているというのです。藤太はこの依頼を引き受け、三本の矢で百足に挑みます。最初の二本の矢は跳ね返されましたが、最後の一本に唾をつけて放つと、見事に百足の眉間を射抜き、退治することに成功しました。この功績により、藤太は龍神から尽きることのない米俵や宝物を贈られました。
病児保育室を開設するにあたり、どうしても野洲にちなんだ名前にしたいと考えました。野洲っぽいけど安っぽくない、ありふれていない、そして一度聞いたら何それ?と覚えて貰えるような名前が良いなと考えていたら、とう太以外に思いつきませんでした。名前負けしないようこの病児保育室をしっかり運営していきたいと思います。
余談ですが、院長の実家は瀬田。これも何かの縁でしょうか。三上山や瀬田の唐橋周辺には、伝説に関連する史跡も多く、訪れる価値があります。興味があれば、ぜひ現地を訪れてみてください!
病児保育に関するよくあるご質問
- どのような状態の子どもが対象ですか?
- 外来で治療可能な病気の症状安定期~回復期にある生後6ヶ月児~小学校6年生までのお子さまが対象です。分かりやすく言えばある程度の遊びが可能な程度の病状の方が対象になりますので疾患の急性期や状態の安定していない方につきましてはお断りすることもあります。
- 定員は何名ですか?
- とう太の定員は8名ですが、病状と年齢を考慮して4名の保育士で対応できる人数をお預かりします。
- 8:30には必ず入室できますか?
- 入室前に診察があります。診察の結果検査等が必要であれば入室が遅れることがあり得ますので必ず8:30の入室をお約束できるわけではありません。診察は連日のご利用であっても毎朝させて頂きます。
- おもちゃは持ち込めますか?
- お子さまが普段から遊び慣れているものがあればお持ち下さい。その際はしっかりと所有者のお名前が分かる様にお願いします。持ち込まれたおもちゃの破損等のトラブルに関しては-切責任を負いませんのでご注意下さい。
- 昼食とおやつは持参ですか?
- 病児保育室とう太では給食の対応が出来ませんのでお弁当とおやつは持参下さい。
- 連続利用は何日間ですか?
- 連続利用は可能ですが、感染症の流行期などは調整させて頂きます。
- ミルクを与える哺乳瓶は何本必要ですか?
- 必要回数分の哺乳瓶とミルクをお持ちください。
- お弁当やおやつは冷凍のものでも構いませんか?
- 冷凍食品に関してはおやつも含めご遠慮頂きます。タッパーに入れたおかゆなどお弁当を電子レンジで加温する事は対応いたします。
- おやつにはどのようなものを持たせると良いでしょうか?
- 果物やゼリー、袋菓子など食べ慣れたものをご持参ください。
- 水分はどのようなものが適切ですか?
- ジュースをお持ち頂いても構いませんが、お茶かお水などの糖分の入っていない飲料もお持ち下さい。腸炎などの場合は経口補水液(OS-1など)なども持参下さい。不足している場合は必要に応じて購入頂くこともあります。
ご予約可能時間帯: 前日 20:00~当日 8:00